2019年~2022年                   


2018年度は、私は「サバティカル」(特別研究休暇)でした。
2019年の3月には、フランスから帰国する前に、パリ滞在の最後の頃に
ノートル=ダム大聖堂を訪れました。
3月17日のことでした。
ここはこれまで数え切れないくらい訪れているのですが、
いつも私が地方の田舎の小さくて地味なロマネスク聖堂ばかり回るのに付き合っている家内が、
最後は派手で大きなゴシックのノートル=ダム大聖堂に行きたいと言い、
それじゃあ行くか、ということになりました。
訪れたときは、ちょうどミサをやっていました(下の写真)。
そのおよそ1ヶ月後の2019年4月15日に火災によってヴォールトほか大きな被害を受けることになろうとは
夢にも思っていませんでした。
聖母マリアが何かを告げ知らせてくれたのでしょうか。
火災事故の前に訪れることができました。

 
                             火災の前のノートル=ダム大聖堂(2019年3月17日)



いわゆる「コロナ禍」が始まったのは2019年の末あたりからでした。
最初の頃は、大学も授業はすべてオンラインとなりました。
アナログ世代の私は、Zoomなどを使ってパソコンにしゃべるというのがどうも苦手で、
自分のWEBサイトに授業内容をアップロードして、それを学生の皆さんに見てもらう
という形を取りました。
毎回、授業内容を作ってアップロードするのがとても大変でした。


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